今年も蝉が鳴く

今年もジリジリと道路を焼く

今年も蝉が死ぬ

今年も人が死ぬ

今年も人が生きる

今年も私は生きた

今年も…来年も生きなければならないの？

…暑い夏の夜、一人枕を濡らした

■作者メッセージ
何もかも生きることの苦痛に変えてしまう女の子の気持ちをイメージしました

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