ポエム
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流星群の詩
あの夜 君が僕に降らせた高速な言葉は
静かな流星群に似ていた。
君の生涯の記録が
どんな科学も突き抜けて加速する。
僕の心臓も。
星に降られる拍動は
全身に宝石の音を震わせた。
そんな僕の頭上を
無数の感情が尾を引いて通過していくのが
君にも見えればいい。
君が僕に銀河を見せる度
僕はいつかあの中のひとつになるんだって思うよ。
感受性という宇宙で
僕らの恋が分裂する。
21/02/20 22:05更新 / 天星 ひつじ



談話室



■作者メッセージ
とある詩人さんに影響を受け、詩風をガラッと変えてみました。

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