望郷
私があの日出逢ったのは
やわらかな花弁ひらひら その色優しく
寂しがる足下に舞い散って
時が経っても色褪せぬ
それは、樹木になって木陰をつくる
月になって私を見守る
小鳥になって孤独をさえずる。
ああ、私があの日出逢ったのは
寂しがる心に詩うたう
その声はすぐ傍にあり、そして一番遠くに光る。
遠くに光る、私の故郷......
やわらかな花弁ひらひら その色優しく
寂しがる足下に舞い散って
時が経っても色褪せぬ
それは、樹木になって木陰をつくる
月になって私を見守る
小鳥になって孤独をさえずる。
ああ、私があの日出逢ったのは
寂しがる心に詩うたう
その声はすぐ傍にあり、そして一番遠くに光る。
遠くに光る、私の故郷......