ポエム
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残り火
花火が空に咲いた川崎
残業疲れで光る街並み
錆びた気持ちを磨く裏路地
雨で濡れて揺れるハチマキ
僕はいつも道無き道を行き
夏の夜空の星であやとり

崩れ落ちた物置に
下敷きになった僕の気持ち
晴れなのに吹雪く粉雪
余る恐怖に揺れる灯り
迎えにきた父に
安心をおぼえたあの日

太陽を隠す曇りに
キョロキョロした向日葵
まだまだ僕も強がり
たんぽぽの花も綿毛に
飛びに飛んでアスファルトの上に着地
芽もださずに枯れた頑張り

フラフラに生きる僕は残り火

18/08/20 16:18更新 / 夜じゃんせ



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