ポエム
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織姫と彦星の下で
辺りは一面の闇

アルタイルとベガに見守られながら一人大地に腰掛ける
今夜は優しい風が吹くおまけ付き

まるでこの世界に一人きり
でも寂しさすら感じる余裕がないほどに空は星に埋め尽くされている

全ての柵(しがらみ)から解放されるこの時間が僕は好きだ
でも普段は鬱陶しい柵があって良かったかもしれない

こんな美しい星々を前に、僕を縛り付ける柵すらないのなら
きっと僕は魅了されて、宙に溶けて、あの星々の一つになってしまうだろうから
22/07/09 22:54更新 / のどか



談話室



■作者メッセージ
ぎりぎり七夕に間に合って良かったです。

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