ポエム
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夜を歩く
ずっと真っ暗な夜を歩いてた
ちっさな時から
誰かが手を引いて
前を歩いてくれていた
だんどんとね、その手が消えていく
途切れたり、つながったりしながら

ずっと真っ暗な夜を歩いているんだ
誰もいない、光もないなかで
気づけば
一人で寂しく歩いてる
だんだんとね、怖くなっていく


ずっと真っ暗な夜を歩いてく
気づけば
誰かが隣にいてくれて
二人で並んで歩いてく

僕は知っている
僕は知っている

人生は夜だ
明けない夜だ

僕は知っている
見知らぬ温かさ

僕は知っている

今度は僕が誰かになること


18/12/07 11:54更新 / ケケ



談話室



■作者メッセージ
一人で生きていく時に、誰かの存在の大きさを実感します。

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