ポエム
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天然台
押し寄せて 返る 漣の
鼓動に 合わせて 日は沈む

今や遠くに 路する海 誰も
滅多と行かね 思い切り

聳え立ち 返る 頂の
古来の 眼臓 誰を見る

街の足音 響いては 対に
空洞に響く 瞳閉じ

臥などする 広き 天空の
真の しじまに 脳すまし

絡めて人脈 誑かし 多く
煩悩呼びて 空游ぐ

偶に揺れ 恋を 地は被り
恐れと 好きかの 狭間騎り

人情と嫉み 諍った 二人は
睡る地の上 愛をして
23/02/10 23:10更新 / 花の渦



談話室



■作者メッセージ
がたころろ心奥に収めた君が別れた後の僕を引きずる(好奇心)

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