ポエム
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雨降り蝸牛
まいまい 蝸牛 殻を背に 向かった
少ない 同志に 会いに行くため
温めて 葉っぱを 避けて 風を
食事も せずに 行くのさ 蝸牛

まいまい 蝸牛 もちもちの 身体
生まれた 時から 貴女 目指した
運命 などと 言わない けれど
貴女を 目指す 理由も 言えない

まいまい 蝸牛 およそ 五メートル
伝った 道のり 短いけれど 
貴女に 会えるから 繰り返して 歩く
一歩 一歩 恋心 滲ませ乍ら

まいまい 蝸牛 雨の日も 頑張り
目で見た 貴女は 彼奴と ぶつぶつ
にいにい 蝸牛 歩んだ日は どこ
にいにい 蝸牛 雨に滲んで 分からない
22/11/24 01:28更新 / 花の渦



談話室



■作者メッセージ
初めまして。今日は蝸牛(かたつむり)の気分でした。

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