依存は恋ではない
ただパートナーというか、一緒に過ごせる友人がいてくれればよかった。いつからかそれだけでは満足できない様になって、そんな自分自身さえも隠した。気付かないふりが上手い私は慢性的な不安に悩まされながらも、程良いストレスの中で忘れていった。今一度私は自問自答する。私は恋をしていたのか?愛していたのか?あの時私は恋する自分に恋していただけなんじゃないのか?特別が欲しくて吐いてしまった嘘なんじゃないのか?その嘘を正当化しようと今日まで悩むふりをしていたのではないか?ダメだ、ダメだダメだダメだ。ここから先は知ってはいけない。私が知らないのだ。他の誰かに知られてたまるか。そうやって助けの手さえも振り払って、生き延びている。
私が「誰か」と言い続ける限り私はきっと自分を騙し続ける。騙していた事実さえも忘れてのうのうと生きていく未来が来て仕舞えば、次の闇が私の心を巣食うだろう。救われるべきでないと言われた私。救いの手を一度払い除けたのなら、最後まで一人で歩くのが道理だ。枷が、病気が、涙が重くても遂行しなければ私はクズになる。私は自分が嫌ったものにはなりたくない…お願い…
私が「誰か」と言い続ける限り私はきっと自分を騙し続ける。騙していた事実さえも忘れてのうのうと生きていく未来が来て仕舞えば、次の闇が私の心を巣食うだろう。救われるべきでないと言われた私。救いの手を一度払い除けたのなら、最後まで一人で歩くのが道理だ。枷が、病気が、涙が重くても遂行しなければ私はクズになる。私は自分が嫌ったものにはなりたくない…お願い…