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恨み怨まれ羨まれ
「いじめられたから、
私はいじめっ子のようにはならない。
陰口を聞いてしまったから、
私は陰口を言わない。
悪いことなんかしてやるもんか。
私は悪者には絶対にならない。」
そう信じてきた、そう意識してきた。

しかし、これは自分の物語しか
知らなかったから言えたこと。
他人の物語の主人公は、本人だ。
生粋の悪者はいないのかもしれない。
鬱憤もストレスも悪いことじゃない。
発散して元通り。ただそれだけ。
なら、誰が悪かった?
私は誰を恨めばよかった?
私は何を嫌っていた?
あのいじめっ子のように
吹っ切れられたなら…

「私だって悪者にはなりたくなかったよ…」
25/01/21 21:29更新 / フラワー党主任



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