ポエム
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世界は広いが
視野の狭さは世界の狭さ
いくら世界は広いと説かれても
知らないものは自覚できない
ここに一人
世界の不条理を嘆きながらも何も行動しない者がいた

「権力だけをもった馬鹿どもは今日も私らを忘れているようだ。
少しは過ごしやすい環境にならないだろうか。」
そう言って酒を嗜む姿を、酷く嫌悪していた気がする
息のつけない日々を誰かに還元したかっただけなのかもしれない
忌み嫌った存在に自分がなっていたとは本当に衝撃だった

ここで一歩下がったことで、見える世界は一歩分広がった

そして、個人の意思からも遠ざかった
25/01/19 21:13更新 / フラワー党主任



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