ポエム
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白と黒
真っ白なメモ帳に文字を起こす。

少ないボキャブラリーの中で話を創っていく。

頭の中では色々思い浮かぶのに、

いざ、文字に起こすと、

黒の点があるだけで、

文書というには、どこか幼く。

これは誰かに共感できるのか。

なんで僕は文書に起こすのか。

なんでだろうか、段々段々、解らなくなる。

僕が書くのはお金のためか?

生きた証として書くのか。

あぁ、今ある言葉も句読点がおかしいような。

何が言いたいのか分からないような。

真っ白な紙は汚れていく、

じわりじわりと、僕のエゴで。

じわりじわり、じわりじわり

侵され、呑まれ。

黒の点は点のままか、

点は点でしかないのか。

点と結べば線となるのか。

じわり、じわり。

あぁ、1ページ無駄にしてしまった。

2ページ目は。
22/07/24 22:51更新 / 松原志泉



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