鏡に映る本当の自分
鏡は正直者だな
心の中では偽りと知ってる

好きなものを言えぬまま
仮面(メイク)は日々割れ、笑え

侮辱、嘲笑、哀れみと
耳障りなノイズがグルグル回り
酔われ吐き出し、1人で泣いた

何時だろ涙は枯れ果てて
本当に自分はどこにいる

涙はいつかは枯れ果てて
パートナーはいないと
本当の自分を知った

仮面をつけずに踊る輪舞は
自分が生きる答えと決めた

軽蔑、失笑、恐怖と
仮面の輪舞はグルグル廻り
異形のお化けは僕だった

あぁ、早く僕を殺してくれ
ナイフとフォークで
心臓をほら、
ひとおもいに殺してくれ
紅色に映る景色の中

答えなど最初から無かった
僕は僕でしか無かったんだ
日が沈む、夕焼けの中
不完全な仮面でしかない
夜空へ羽ばたけ、フェアリーテイル

さぁさぁ朝まで踊ろうよ
仮面が剥がれた横顔は

■作者メッセージ
本当の自分の詩です。