夜を更ける
詩集を読んだ夜は
消化不良を起こします
かっこうつけて読んでも
素敵な人にはなれません
酔うてる時は有頂点
次には吐き出せぬなにかが頭を巡り
腸を熱するのです
心臓を熱するのです
湿ったなにかが肌を過ぎる
春夏の花は移り変わる
ただ、心の音は動かない
嗚呼、詩とはなんぞや、
言葉とはなんぞや、、
ただ、心の音はせず
夜は、うつろうつろと更けていく
消化不良を起こします
かっこうつけて読んでも
素敵な人にはなれません
酔うてる時は有頂点
次には吐き出せぬなにかが頭を巡り
腸を熱するのです
心臓を熱するのです
湿ったなにかが肌を過ぎる
春夏の花は移り変わる
ただ、心の音は動かない
嗚呼、詩とはなんぞや、
言葉とはなんぞや、、
ただ、心の音はせず
夜は、うつろうつろと更けていく