ポエム
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おそろい
早くつきすぎた、学校の二階。
はぁ、間に合ったって、撫で下ろす。
バクバク、弾ける胸を隠し、
あなたがくるのを密かに待っている。

髪からしたたる雫がわずらわしくて、
タオルでガシガシとふく。

外は、ドロップ缶みたいににぎやかになってきて、
わたしは、黒色の飴玉を手に取った。

よっ、おはよっ。

って、飴玉はしゃべる。

へんなの、ひとつだけ黒いんだもの。

もぅ、手振ってないで、はやく入ってきなさいよ。
22/08/10 17:33更新 / わたし



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