ポエム
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「おかえり」
水溜りが夜のアスファルトで銀色に輝いていた
雪が瞳の中へと飛び込んできて不意に涙が出ていた
少し遠くの駅から聞こえてくるアナウンス
霙の中灯った淡く光る玄関のライト
鍵を差し込む 扉を開ける
独り呟いた「ただいま」は溶けていった
返されることのない「おかえり」を心の中で想像した
24/12/24 09:47更新 / ゆきまる



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