聞いて、ほしかったんです
また傷つけ、傷つけられる私達の痛みを
頷いて認めて、ほしいんです
普通じゃない　私達の普通を。

普通のひとなら　気にしないような
ほんの少しのことでも
ずっと傷として抱えてきた
抱えて生きてきた

「色んな感情を一つの言葉にまとめて笑わないでください　」
「死にたいって気持ちを否定しないでください　」
「私なんかに優しくしないでください　」
矛盾ばっかの　私達を許してください

知って、ほしかったんです
また傷つけ、広がってく暗い腐った心を
困って慰めて、ほしい訳じゃない
やっぱ普通じゃなかった。　私達は

心の中はとっくに腐ってて
あの頃に戻りたいと思うの
いつか笑えなくなるんじゃないか、とか
いつか生きていけなくなるんじゃないか、とか
そんな不安が　また私を締め付けて
生きるのがもう嫌になっちゃって

私は人とは違うらしい
他の人が忘れようとも
ずっと心に刺さって　血が出ている

「色んな感情を一つの言葉にまとめて笑わないでください　」
「死にたいって気持ちを否定しないでください　」
「私なんかに優しくしないでください　」
矛盾ばっかの　私達を許してください