貴方の意見を押し付けないで頂きたい
“私と貴方は違うのです”
貴方の理想を押し付けないで頂きたい
私は“おかしい”のです。
そうらしいのです

生きていたらその内報われるって？
その根拠はなんですか？
絶対幸せになれるって？
その自信はどこから湧いてくるの？

私だって信じてたの　信じるしかなかったの
私が語るは　経験上の結末
どうせどうせ報われる訳ないだろう
世の中ってそんなんだろう

私の意見をねじ伏せないで頂きたい
貴方と私は違うのです
私の叫びを見て見ぬふりしないで欲しい
私は“変わってる”のです。
そうらしいのです

生きていてもこれからも報われないって
そんなの分かっている
それでも世界は美しいって？
そんなの綺麗事でしょう？

私だって笑ってたの　でも満たされないの
私が語るは　幸福感の紛失
どうせどうせ幸せな訳ないだろう
生きていたって損なんだろう

踏み入ってこないで
これ以上歩みよらないで
境界線を跨がないで
貴方を傷つけてしまう
境界線の欠落で
私は誰かを傷つけるの
そんな中で呻くは　世界への嘆き

私だって信じてたの　信じるしかなかったの
私が進むは　経験上の選択
どうせどうせ報われる訳ないだろう
世の中ってそんなんだろう
私の選択だ　私の人生だ

私は普通でいられないように
貴方に踏みよる余地もないように
境界線が悖っていく
誰かが死んで行くように
貴方が馬鹿みたいに前を向く限り
私は堕ちていく
突き落とされていく