ポエム
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社会問題
差別も戦争もどうでもいいと思ってる
というのは嘘だ、正確には嘘では無い、損だ
そんなことを口にするのは損だから
きっと誰もがそう思ってる。とまではいかないが、
言わないだけの人はいる
それらがどうでもいいと感じてしまうのは、
そのどれもが他人事もしくは
他人事に思えてしまうものであるからだ
僕は僕のために生きているからだ
僕はきっと誰かを想えるほど優しくない
世界のために自己犠牲ができるほど正しくない
思ってることは単純で、それでいて幼稚
理解されたい、自己表現がしたい、
そして認められたい
それはきっと夢では無い。欲望だ
ただ自分のため、自分が幸せになるため
自分が自分であるための、幼稚な欲望
そもそも僕らは夢を失ったのだ。
それは重ねる度に薄くなっていき
知らぬ間に消えていた
それさえも補完した記憶なのだろう
知識のない子供が描いた落書きだったのかもしれない
今ではそう思う
それでも僕は絶望した
星のない永遠の夜が
これから先、日が昇ることも星が輝くことも無いまま
10年、20年、30年、40年、50年、60年、、、と
ずっと続いていくことに
きっと生きていくことに
つまるところ僕は将来に希望が持てないということだ
そして希望がなくても人は生きていけるということに
僕は絶望している。これは大問題だ
25/03/12 22:15更新 / さとし



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