第一楽章「誤判」
(Illa electio erronea omnia destruxit…)
夜の街を照らす街灯
その光は暖かい
暗く狭いあの家の
灯りよりも美しい
荒れかけのあの家には
私を待つものは無い
星のように美しい町で
一人の人と出会った
その優しさに惹かれて
同じ時間に増やしていき
密かに恋心を籠らせ
やがて禁断を犯す
「それは私を罵った彼のせいだ」と
彼に罪を押し付けてその愛を正当化させる
だけど許されないものに変わりはない
二人で街を歩く姿を彼に見られてしまう
荒れ果てる前の彼とは
私と笑い合ってた
ある日突然彼が
変わり果てたのが始まり
修復が可能だったのに
それを自分で壊してしまった
(Odisti me)
彼は今以上に
姿も心も荒むでしょう
(Naturale erat)
獣と近い状態の
彼を私はもう救えない
いや、そもそも私には
救う資格もないか…
「それは私を裏切ったお前のせいだ」と
あの人の優しさに逃げた私を責める彼
(Ad me non redibit.)
心を闇へと染めた彼こそ
弱さゆえに間違った選択をした私への罰
(Haec est tragoedia per proditionem)

夜の街を照らす街灯
その光は暖かい
暗く狭いあの家の
灯りよりも美しい
荒れかけのあの家には
私を待つものは無い
星のように美しい町で
一人の人と出会った
その優しさに惹かれて
同じ時間に増やしていき
密かに恋心を籠らせ
やがて禁断を犯す
「それは私を罵った彼のせいだ」と
彼に罪を押し付けてその愛を正当化させる
だけど許されないものに変わりはない
二人で街を歩く姿を彼に見られてしまう
荒れ果てる前の彼とは
私と笑い合ってた
ある日突然彼が
変わり果てたのが始まり
修復が可能だったのに
それを自分で壊してしまった
(Odisti me)
彼は今以上に
姿も心も荒むでしょう
(Naturale erat)
獣と近い状態の
彼を私はもう救えない
いや、そもそも私には
救う資格もないか…
「それは私を裏切ったお前のせいだ」と
あの人の優しさに逃げた私を責める彼
(Ad me non redibit.)
心を闇へと染めた彼こそ
弱さゆえに間違った選択をした私への罰
(Haec est tragoedia per proditionem)
