僕もいつか花のように散るのかな
みんなは　喜んで僕に花をくれるけど
言葉の花は棘があるから
気が付けばあちこちに刺さるんだ
だから
その花束、僕の胸には抱けないかな
例えそれが
薔薇のように綺麗でも　桜のように可愛くても
僕の身体は　そんなに強くないから

顔を上げて　いざ前に進もうか
運命の波に散らされては　もう抗えないと知ったから
できることは　きっとそれだけ
全部抱きしめて　朽ち果てるまで
そうだよね？
傷つけたくないのは　僕も知ってる
僕は先端恐怖症だ
触れずとも　少しでも見える気がして
怖くなるんだ　ごめんね。

振り返れば夢があって　未来だった何かがあって
相変わらず時の手に押されて
後戻りはできないし　落としたものは拾えないけど
この先には何が待っているかな？


僕の言葉は　君にも届くのかな
みんなは　喜んで耳を傾けるけれど
言葉の花には棘があるから
知らずに傷つけるのが怖いよ
だから
この花束、僕の手から渡せないかな
例えそれが
どうかみんなを励ましても　幾度と人を救おうとも
僕の心は　そんなに強くないから

顔を上げて　いざ前に進もうか
心象の闇に晒されては　もう戦えないと悟ったから
学んだことは　きっとそれだけ
全部投げ出して　朽ち果てるまで
そうだよね？
傷つけたくないのを　僕は知ってる
僕のは暗視恐怖症だ
見えずとも　少しだけ見えていないと
怖くなるんだ　ごめんね。

振り返れば夢があって　華だった何かがあって
相変わらず時の手に押されて
後戻りはできないし　進むほど廃れる気がするけど
この先は幸せであって欲しいんだ

■作者メッセージ
実は　タイトルはトリプルミーニングです