ポエム
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かけがえのない命のうた
命は尊い
生まれたばかりの赤ん坊は知っていてだからこそ傷つける術を知らない

大人は知ったふりして忘れてしまっていとも簡単に銃弾でナイフで人を殺める
傷つける手段をいくらでも持っている手足でも言葉でも

子供が持っている思いやりの心
総量を量るには周りの大人たちの数が必要だ分析が必要だ

簡単そうで難しいお節介はいけない見守りすぎてもよくない
ちゃんと命を守る術を心得ているかどうかそれは見た目だけで判断できない年齢だけでも特に

声かけが必要だ
他愛のない挨拶から
心配でたまらない手を差し伸べながらの声かけ

手段が必要だ
大事なのは思いやりだ
届けるための手段
育てるための手段

誰にもでわかる言葉でわかる仕草で

ああ どこだろう
盲目で探しても
耳をふさいで聴いても
口をとざして願っても
五感の一部を研ぎ澄ましても
見えない聴こえない届かない
声 こえ こえ

だから僕は歌う
詩を書いて 
唄う
心で読んで
眼で書いて
魂で叫ぶ

届け!
届きますように
届いて
届くかなちゃんと
届けなくちゃならない
届いて届いて届いて

無限のやまびこ
届くまで叶うまで
反響し続ける
そんな都合のいいものはないけれどそれでも

僕は歌う
僕たちは歌い続ける
反戦の歌を

いろんな意味での戦争をなくすために
僕たちの知らない戦争の意味を知るために
伝わりますように……
24/03/31 09:21更新 / 相野零次



談話室



■作者メッセージ
詩としての完成度を気にせずに書いてみましたって詩の完成ってどういうことだろ?

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