Hana
紫色したちいさな花弁がせつなく揺れた
こころの氷が溶け出すころ
なぜか涙があふれ出す
愛という名の箍がはずれ
何もかもが崩れ落ちて
わたしがわたしでなくなるような気がする
あなたの微笑みもなにもかも
わたしの記憶から消し去ることが出来るなら
わたしはわたしでなくなればいい
愛と憎しみの狭間で揺れ動くちいさな花
哀しみの雫が花弁を濡らし滴り落ちる
人はまだなにも知らない
憎しみを越え、愛を育むちからを
いつか花は紅いあかい血で染まるでしょう
偽りの世界に根を下ろし怒りの炎に身を焦がしながら
何千何万ものいけにえ達の呻き声が
大地を揺るがし大合唱するこの地球で
たったひとつか細い根を大地にしっかりと張り巡らして
じっと耐えぬく
ちいさくて可憐な哀しみの花
こころの氷が溶け出すころ
なぜか涙があふれ出す
愛という名の箍がはずれ
何もかもが崩れ落ちて
わたしがわたしでなくなるような気がする
あなたの微笑みもなにもかも
わたしの記憶から消し去ることが出来るなら
わたしはわたしでなくなればいい
愛と憎しみの狭間で揺れ動くちいさな花
哀しみの雫が花弁を濡らし滴り落ちる
人はまだなにも知らない
憎しみを越え、愛を育むちからを
いつか花は紅いあかい血で染まるでしょう
偽りの世界に根を下ろし怒りの炎に身を焦がしながら
何千何万ものいけにえ達の呻き声が
大地を揺るがし大合唱するこの地球で
たったひとつか細い根を大地にしっかりと張り巡らして
じっと耐えぬく
ちいさくて可憐な哀しみの花