自慢話
ある合評会の時
詩人仲間から誰の詩が一番好きかと聞かれて戸惑いを感じた
今まで好き勝手に詩を書いてきた
好きな詩人など分からない
そう正直に答えると決まって相手は
小バカにしたような態度をとる
「ふぅ〜ん」とか
「へぇぇ〜」とか
だから私は適当な作家を挙げておく
萩原朔太郎
室生犀星
三好達治
その名を聞いた途端
得意げに語り出す相手
私は薄ら笑いを浮かべる
毎度の如くうんざりしながら
詩人仲間から誰の詩が一番好きかと聞かれて戸惑いを感じた
今まで好き勝手に詩を書いてきた
好きな詩人など分からない
そう正直に答えると決まって相手は
小バカにしたような態度をとる
「ふぅ〜ん」とか
「へぇぇ〜」とか
だから私は適当な作家を挙げておく
萩原朔太郎
室生犀星
三好達治
その名を聞いた途端
得意げに語り出す相手
私は薄ら笑いを浮かべる
毎度の如くうんざりしながら