贖いの日
私は翼をもぎりとられし
小さき獣
地上へと堕され
冷たい泥に足を囚われ
身動きすら出来ぬ
できそこない
もし神が本当にいるならば
私の身の上を憐れみたまえ
黙り込んだまま
天上の刄でズタズタに
我が身を切り裂くならば
どうか見届けて欲しい
我が哀しみと苦しみを
もし断絶魔の叫びが
空高く響き渡るならば
臨終の静けささえ
御耳で聞き届けたまえ
小さき獣
地上へと堕され
冷たい泥に足を囚われ
身動きすら出来ぬ
できそこない
もし神が本当にいるならば
私の身の上を憐れみたまえ
黙り込んだまま
天上の刄でズタズタに
我が身を切り裂くならば
どうか見届けて欲しい
我が哀しみと苦しみを
もし断絶魔の叫びが
空高く響き渡るならば
臨終の静けささえ
御耳で聞き届けたまえ