彷徨う
鬱蒼とした深緑のカーテン
僅かに差す光が私の頬を掠めて落ちた
柔らかな苔の上に敷きしめられた硝子張の針
歩くたび私の足裏の皮膚を突き破り赤く染める
白目を剥いた猫が白いシミーズの裾を
揺らしながら横切って消えた
立ち止まり静かに瞼を閉じて俯けば
低いビブラート
耳に響く砂嵐
しみ通るような闇が私を包み込む
全て無に還るとき私は息を大きく吐く
紙屑のように乱雑に丸められた意義も目的も
深緑の森に消えていく
頭の中で突如浮かんだ歌を口ずさみながら
私は森の中を彷徨う
僅かに差す光が私の頬を掠めて落ちた
柔らかな苔の上に敷きしめられた硝子張の針
歩くたび私の足裏の皮膚を突き破り赤く染める
白目を剥いた猫が白いシミーズの裾を
揺らしながら横切って消えた
立ち止まり静かに瞼を閉じて俯けば
低いビブラート
耳に響く砂嵐
しみ通るような闇が私を包み込む
全て無に還るとき私は息を大きく吐く
紙屑のように乱雑に丸められた意義も目的も
深緑の森に消えていく
頭の中で突如浮かんだ歌を口ずさみながら
私は森の中を彷徨う
24/04/13 08:43更新 / 秋乃 夕陽