中天の月
泣き出しそうな月
顔を歪めて
金色の薄い輝きが
闇を仄かに照らしている
君はなぜ
そんなにも哀しそうなの?
漂うようにただひとり
闇に浮かぶ月よ
肌を切り裂くような寒さが
君のココロまで
凍えさせてしまったのだろうか?
それとも
誰かの弔いの日を思うあまり
君の美しい瞳から
涙が溢れ落ちたのだろうか?
あぁ、空はあまりにも高くて
誰も気付かないけれど
どうか月よ
泣かないでおくれ
顔を歪めて
金色の薄い輝きが
闇を仄かに照らしている
君はなぜ
そんなにも哀しそうなの?
漂うようにただひとり
闇に浮かぶ月よ
肌を切り裂くような寒さが
君のココロまで
凍えさせてしまったのだろうか?
それとも
誰かの弔いの日を思うあまり
君の美しい瞳から
涙が溢れ落ちたのだろうか?
あぁ、空はあまりにも高くて
誰も気付かないけれど
どうか月よ
泣かないでおくれ