藍海(うみ)の波風(かぜ)
遥かなる波の音
静寂とともに
私を浚ってゆく
暗い波間にみえるのは
私の人生そのもの
脱け殻のように漂う
空虚な身体を
ただ、ただ、弄ぶ
気だるさよ
そのまま
冷たく神聖なる水に洗われ
沈みたまえ
深き藍色に染めし海は
我が身を深く包み込み
再び、虚無の世界へと
還すだろう
静寂とともに
私を浚ってゆく
暗い波間にみえるのは
私の人生そのもの
脱け殻のように漂う
空虚な身体を
ただ、ただ、弄ぶ
気だるさよ
そのまま
冷たく神聖なる水に洗われ
沈みたまえ
深き藍色に染めし海は
我が身を深く包み込み
再び、虚無の世界へと
還すだろう