“今日”は終わった　
終わったのだ
哀しみの涙と
迸る叫びと共に
消えて失くなった
“今日”という日は無いのと同じだ
私には“今日”という日は無い

街は活気に満ちている
温かな“愛”に包まれて
私には関係の無いこと
もう終わってしまったのだから
だから周りのように
騒ぐ必要は無い

何故早く気付かないのか
思えば馬鹿らしいこと
しかしそれも考えなくても済むようになる
そう思えば気が楽になる

嗚呼……
所詮は道化師だったのか
私の恋は
まあそれも良かろう
これからは愛の無い路を進んで行こう
そうすればきっと
傷付く事は無いだろうから