ポエム
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『恋愛の詩』
世界がきみを揺らすとき、
揺れてるのは世界のほうだよって、
言ってあげられる人でいたかった。

どっちが嘘かわからないときは、
どっちも嘘だけど、
きみを救えるほうの嘘は、
きっと泥色に光ってた、
触れられなかった、
触れたらじぶんが消えちゃう気がした、
きみを救った後も、
人として生きていかなきゃいけないなんて。

風に揺られ踊る花、
涙の落ちる音、
わたしは、ここにいるよ。
21/12/07 19:24更新 / ぬま



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