ポエム
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ナラティブ
恐竜の名前を楽しそうに教えてくれる男の子

そのキラキラした瞳に7歳の私が見えた

自他ともに認める大人になった私は

「大人の階段登る」などと綺麗な言葉では言えないほど

様々なものを捨ててきた

あるいは、物置の奥に押し込むようにして置いてきた

そんな残酷な行為の結晶を7歳の私は冷ややかに見ていた

1音だけ間違えているのを指摘する気にはなれず

「そうだね」と呟くしかなかった

24/01/25 05:33更新 / きうきう



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