時は味方か敵か
木の葉が揺れていた
地の光は波打っていた
漫然と過ぎ行く時というハンモックに
自重と風に身を任せる
ゆらゆらと揺れる自分
時々当たる光が瞼越しに眩しい
目を開けると
木の葉は消え
光は失われ
非情に正刻を打つ時という空間
適応できない自分
大群に身をもみくちゃにされ
遺るは止まってしまった身体と
いつかに残された心
地の光は波打っていた
漫然と過ぎ行く時というハンモックに
自重と風に身を任せる
ゆらゆらと揺れる自分
時々当たる光が瞼越しに眩しい
目を開けると
木の葉は消え
光は失われ
非情に正刻を打つ時という空間
適応できない自分
大群に身をもみくちゃにされ
遺るは止まってしまった身体と
いつかに残された心