ポエム
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詩人の闘い
言葉は自分の手元を離れた瞬間に

ちんけに感じてしまう

頭の中では虹色に描かれている景象を

持ちうる全ての言葉を賭して表そうとも

なにか物足りなく感じる

たとえ他人から評価を得ても

その物足りなさが解消されることはなく

理想と産物の差に

ひとり虚しくなるのだが

必死に

泥臭く

推敲を繰り返し

泣く泣く世に言葉を送り出す詩人たちに

心からの敬意と同情を表明する
21/08/04 18:56更新 / きうきう



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