入道雲
真っ青なキャンバスに
大きな綿あめが浮かんでいる
誰かが食べているのだろうか
風に吹かれて綿がほぐれていく
ああ、これが夏か
私は夏は好きなほうだ
だから夏を特徴する雄大な入道雲を見ると
嬉しい気持ちになる
でも同時に悲しい気持ちにもなる
あの積乱雲の下には
俄雨や雷に怯える子供がいるのだ
きっと、漠然とした不安を感じて怖がっているだろう
私は遠雷を聞きながら名前も知らない子供に思いを馳せ
同情するのだ
大きな綿あめが浮かんでいる
誰かが食べているのだろうか
風に吹かれて綿がほぐれていく
ああ、これが夏か
私は夏は好きなほうだ
だから夏を特徴する雄大な入道雲を見ると
嬉しい気持ちになる
でも同時に悲しい気持ちにもなる
あの積乱雲の下には
俄雨や雷に怯える子供がいるのだ
きっと、漠然とした不安を感じて怖がっているだろう
私は遠雷を聞きながら名前も知らない子供に思いを馳せ
同情するのだ