闇に憩い咲く
世界を華々しく飾り立てる花達
まるで愛でられる様に
言葉と共に積まれ 愛を繋ぐ
陽を受けて 雨に洗い
無垢な笑みを浮かべる様に
花弁は揺れ 風と共に踊る
無垢な汚れに気付かない色
美しさを疑われる事も無く
私にはどうにも摘み取れない
瓦礫の日陰に一輪在る
寂しげか 悲しげか
藍色に嘆きながら
まるで闇の様だね しかし
瞳を逃さない魔性を孕んで
人目に映らない鈍さで咲いている
私の心に芽吹いていた
決して混じらない深い色
愛を繋ぐに些か それでも咲きたい
痛みを受け 孤独に洗い
枯れ得ない一つを見詰める
「闇の花は所詮、闇にしか憩えない」
そう呟くように撓垂れて
私はその姿へ想いを馳せる
人目に映らずとも 美しく在る姿を
「闇の花は所詮、闇にしか咲かない」
見詰める心を見透かすように
唯一も魔性もすべからく 私を包む
まるで蜜 甘く暖かく そして魅了
貴女を摘んで終いたい
血のような花瓶に彩りを
心に芽吹き 飲み込むような藍色を
瓦礫の陰など卑しくもない
決して摘まれない孤高さと艶やかさを
「闇に咲く花は、闇を持たねば、魅摘めれない」
まるで愛でられる様に
言葉と共に積まれ 愛を繋ぐ
陽を受けて 雨に洗い
無垢な笑みを浮かべる様に
花弁は揺れ 風と共に踊る
無垢な汚れに気付かない色
美しさを疑われる事も無く
私にはどうにも摘み取れない
瓦礫の日陰に一輪在る
寂しげか 悲しげか
藍色に嘆きながら
まるで闇の様だね しかし
瞳を逃さない魔性を孕んで
人目に映らない鈍さで咲いている
私の心に芽吹いていた
決して混じらない深い色
愛を繋ぐに些か それでも咲きたい
痛みを受け 孤独に洗い
枯れ得ない一つを見詰める
「闇の花は所詮、闇にしか憩えない」
そう呟くように撓垂れて
私はその姿へ想いを馳せる
人目に映らずとも 美しく在る姿を
「闇の花は所詮、闇にしか咲かない」
見詰める心を見透かすように
唯一も魔性もすべからく 私を包む
まるで蜜 甘く暖かく そして魅了
貴女を摘んで終いたい
血のような花瓶に彩りを
心に芽吹き 飲み込むような藍色を
瓦礫の陰など卑しくもない
決して摘まれない孤高さと艶やかさを
「闇に咲く花は、闇を持たねば、魅摘めれない」