自愛
私を翳して何を見詰めよう
捨てて失った久しいモノ達を想う度
少しずつ薄情を理解していく
優しさを手の平に置いたまま
撫でるように救えたならば
掠れて透けた理想を得れた気がするんだ
栓の無いもしもという言葉が重なる
取り返したくとも拾えない瓦礫に潰れ
幼い私が悲鳴を上げ続けている
私は悪くないとエゴに溺れられたなら
心の痛みも少しずつ癒せただろうと
今や捉えられなくなった私という自我
それを美しいと呼ばせてしまうなど
千切り続けて磨耗し続けた愛が許させない
理想ばかりに囚われていると思う
潔癖で在りたいと願い過ぎてるように思う
汚いモノを美しいと呼んでしまうのは
最後に残った青い白さの我が儘なんだろう
きっとそれだけは捨てられないという
痛みと引き換えてでも守っていたいという
薄情が生んだ自分への愛なんだろう
捨てて失った久しいモノ達を想う度
少しずつ薄情を理解していく
優しさを手の平に置いたまま
撫でるように救えたならば
掠れて透けた理想を得れた気がするんだ
栓の無いもしもという言葉が重なる
取り返したくとも拾えない瓦礫に潰れ
幼い私が悲鳴を上げ続けている
私は悪くないとエゴに溺れられたなら
心の痛みも少しずつ癒せただろうと
今や捉えられなくなった私という自我
それを美しいと呼ばせてしまうなど
千切り続けて磨耗し続けた愛が許させない
理想ばかりに囚われていると思う
潔癖で在りたいと願い過ぎてるように思う
汚いモノを美しいと呼んでしまうのは
最後に残った青い白さの我が儘なんだろう
きっとそれだけは捨てられないという
痛みと引き換えてでも守っていたいという
薄情が生んだ自分への愛なんだろう