懐古
思い出が転がっている
私の遅い散らかった歩みの中
捨てたと思っていたモノ
手元に無い色々なモノ
目配せなどしていないのに
散らかっている思い出に蹴躓く
もう自分の中に留めまい
私は私だと強がりながらも
結局は帰る場所があるように
苦しむまいと捨てた思い出達が
一足二足進めた場所に転がっている
儘ならないモノだと思う
まるで鉄格子の様だ
逃れられないと悟ってしまうのだ
私はきっと愛おしい思い出の牢獄から
一足も二足も逃れられないのだろう
私の遅い散らかった歩みの中
捨てたと思っていたモノ
手元に無い色々なモノ
目配せなどしていないのに
散らかっている思い出に蹴躓く
もう自分の中に留めまい
私は私だと強がりながらも
結局は帰る場所があるように
苦しむまいと捨てた思い出達が
一足二足進めた場所に転がっている
儘ならないモノだと思う
まるで鉄格子の様だ
逃れられないと悟ってしまうのだ
私はきっと愛おしい思い出の牢獄から
一足も二足も逃れられないのだろう