ポエム
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ねぇ
だいすきだよ
その言葉が、口から抜けていく。
冷えきった空に解けて
溶けていく。
海の色と相反するように赤い顔。

あの子の高校に行って舐められないためにって、初めて染めた髪を梳きながら、もう一度伝える。

だいすきだよ。
この世の誰よりも。

午前7時半。
私の初恋。
22/02/13 23:57更新 / 成城 すそ



談話室



■作者メッセージ
淡い学生時代!海のそばのなんかでかい堤防!
ひぇーっとなっちまうっ…!

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