自愛戦争
二つに世界を分けた
美しく尊い景色のみを切り取った場所
醜さと汚さばかり掃き溜まった場所
私と私は常に向かい合って
口汚い罵り合いが続いている
何故こんなにも美しい世界を認めない
何故目の前の醜悪から目を逸らす
内界と外界の対立
上界と下界のデモ戦争
天国と地獄の押し付け合い
世界はきっと美しいと笑顔で語り
世界はこんなにも醜いと心で蔑む
ゾッとするような冷たい矛盾を
逃れられない暖かさで包み込んだ
心こそが本物と呼ぶには些か
私と私は愛し合い続けてしまっていて
目に映る全てが汚く美しく醜く尊い
正しい事はいつだって痛々しく
善い事はいつだって間違っていた
続きに続く自愛の対立
私と私は愛し合うが故の大戦争を
物心を置いたままの大戦争を
殺し殺されながら今日まで続けている
それが終わる日が来るとしたなら
きっとそれは嘘も語りも必要なくなった
命が終わる事に納得するいつかの瞬間
美しく尊い景色のみを切り取った場所
醜さと汚さばかり掃き溜まった場所
私と私は常に向かい合って
口汚い罵り合いが続いている
何故こんなにも美しい世界を認めない
何故目の前の醜悪から目を逸らす
内界と外界の対立
上界と下界のデモ戦争
天国と地獄の押し付け合い
世界はきっと美しいと笑顔で語り
世界はこんなにも醜いと心で蔑む
ゾッとするような冷たい矛盾を
逃れられない暖かさで包み込んだ
心こそが本物と呼ぶには些か
私と私は愛し合い続けてしまっていて
目に映る全てが汚く美しく醜く尊い
正しい事はいつだって痛々しく
善い事はいつだって間違っていた
続きに続く自愛の対立
私と私は愛し合うが故の大戦争を
物心を置いたままの大戦争を
殺し殺されながら今日まで続けている
それが終わる日が来るとしたなら
きっとそれは嘘も語りも必要なくなった
命が終わる事に納得するいつかの瞬間