枯れ花の歌
短い乍らの舞い時か
花見に最盛を求めるよりは
落ちた花弁へ手を合わせて
木々の枝に成れとばかり
首を痛めるように魅捕られ
足が踏んだ色に蔑まれて
疎まれようとも想い
此処にも咲いていると輝き
人知れず始まり終わる
気付かなくていいんだよ
一度でも愛でてしまうから
押し花の様に保っていたいと
その美しさを独占したいと
心に歪みを背負わせてしまう
答えてしまおうか
私はまだその美しさに
きっと居座り占めていたいのだ
花見に最盛を求めるよりは
落ちた花弁へ手を合わせて
木々の枝に成れとばかり
首を痛めるように魅捕られ
足が踏んだ色に蔑まれて
疎まれようとも想い
此処にも咲いていると輝き
人知れず始まり終わる
気付かなくていいんだよ
一度でも愛でてしまうから
押し花の様に保っていたいと
その美しさを独占したいと
心に歪みを背負わせてしまう
答えてしまおうか
私はまだその美しさに
きっと居座り占めていたいのだ