ポエム
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極夜の横顔
始まりの顔 静かな泣き声と共に

私は夜に産まれたのだろうか

満ちる疑問符を解いて 足を地につける

些細な風が緑葉を散らして 冬は間際

赤と呼ぶ 燃やし尽くすばかりの輝き

落ち葉は命尽きてのみ 伏せているのでは無いと

言葉の無い横顔で語ろうとする冬の夜

昇らない陽に嘆くばかりでは無い筈だと

そして産まれる長い夜 白夜に隠れた以下四等星

時は来るよ アナタの闇 輝く時が極夜と共に

描き 形作ればいい 間違い 暗く澱もうと

陽に隠れる淡い光であろうと

アナタが信じる闇夜 その表情はきっと美しい

落ち葉も命 満ちるまま 今宵のアナタは極夜の横顔
20/11/23 05:49更新 / Namari422



談話室



■作者メッセージ
アナタの嫌うアナタを認めます
それで少しでも、自分を好きになれるなら

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