ポエム
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終わると分かった時にこそ溢れる言葉がある

けれど それに名前を求めはしないのさ

感慨とか 寂寞とか 惜しむ様に袖を引くより

時に重なってきた刹那の言葉達をただ黙って

お疲れ様 と おやすみ と ありがとさん と

子守唄を溢して あやして 寝かし付けるのさ

いずれ消えてしまう そこに何も残りはしない

姿形に終わりが宿るそれらは 一つ一つが

最期まで生き抜いてきた 命 そのもの
20/11/20 20:55更新 / Namari422



談話室



■作者メッセージ
尽きると分かっているからこそ
命というのはとても足りない

大事にしても、足りないんだよ

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