劣等生
足を動かしていた
少しでも広いコンパスで
時に駆け足に変えながらずっと
歩くのが好きだった
見えないモノを見たかった
ただの通り道にしたくなかったんだ
広い部屋が嫌いだった
どれだけの人に囲まれても
私しか居ないように感じたんだ
変な奴だと思われたよ
私は私を生きているだけなんだけど
それの何がいけない事なんだろう
背が伸びて目線が高くなって
足が長くなって時間は早くなった
無くす度に学んだことは役立たずのまま
大人の振りをした子供が歩いてる
置いていかないでって泣いてる
夢中で何かを掴もうとする手が空を切る
嫌うことも嫌われることも怖がって
駆け足で遠ざかる背中に
置いていかないでって
すがりながら泣き続けてるみたいだ
少しでも広いコンパスで
時に駆け足に変えながらずっと
歩くのが好きだった
見えないモノを見たかった
ただの通り道にしたくなかったんだ
広い部屋が嫌いだった
どれだけの人に囲まれても
私しか居ないように感じたんだ
変な奴だと思われたよ
私は私を生きているだけなんだけど
それの何がいけない事なんだろう
背が伸びて目線が高くなって
足が長くなって時間は早くなった
無くす度に学んだことは役立たずのまま
大人の振りをした子供が歩いてる
置いていかないでって泣いてる
夢中で何かを掴もうとする手が空を切る
嫌うことも嫌われることも怖がって
駆け足で遠ざかる背中に
置いていかないでって
すがりながら泣き続けてるみたいだ