ポエム
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虚時
肌を隠す風が吹き出した

薄寒い夜にあえて曝そうか

今や触れるモノの無い場所さ

秋を過ぎるその時までに

いずれ消えると呟いたけど

今更どうでもいいね

もうそんなモノどうでもいい

秋の風に流す煙がただただ美味

私はもうそれだけでいいのさ

執着が眠るこの瞬間だけあればいい
20/09/23 04:18更新 / Namari422



談話室



■作者メッセージ
自棄一歩手前にある壁の分厚いこと

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