霞みを過ぎる
濃い霧の中にいたのさ
たった一つの手招きを頼りに
心の中まで見る余裕なんてなかった
それでもいいと思っていたけど
最後まで姿を知らずにいれるのなら
好きな様に酔っていられたかな
徐々に薄くなっていく霧を
霞と呼べて終える頃には
私を手招きした手の形までも
きっと忘れてしまうだろうにね
私はずっと濃い霧の中にいたのさ
濃い霧の中にいたかったのさ
たった一つの手招きを頼りに
心の中まで見る余裕なんてなかった
それでもいいと思っていたけど
最後まで姿を知らずにいれるのなら
好きな様に酔っていられたかな
徐々に薄くなっていく霧を
霞と呼べて終える頃には
私を手招きした手の形までも
きっと忘れてしまうだろうにね
私はずっと濃い霧の中にいたのさ
濃い霧の中にいたかったのさ