夙めて
瓶に珈琲を詰めて
金平糖をぱらりと散りばめ
ミルクで川を作ると夜が白くなり
作ったものは消えてしまうけれど
いや
暖かく包まれた身体以外を
つんとつつく
厭わしく
けれど快い
そんな秋の冷え込む早朝に
君はふうわと欠伸を零して
白くなった珈琲を
白くなった夜を
そっと飲み込む
金平糖をぱらりと散りばめ
ミルクで川を作ると夜が白くなり
作ったものは消えてしまうけれど
いや
暖かく包まれた身体以外を
つんとつつく
厭わしく
けれど快い
そんな秋の冷え込む早朝に
君はふうわと欠伸を零して
白くなった珈琲を
白くなった夜を
そっと飲み込む