夜の向こう側に
少しだけ冷たい風が吹いた。
葉っぱの隙間、星が瞬いた。
いつか書いた、こんな詩を思い出した。
頬を濡らすしっとりとした風。
夜明けがそう遠くないと知っていても。
コツコツと歩く足元がすくわれてしまうような気がして。
どうせ、強く、強く吹く風ならば。
いっそ、ドロドロとした私ごと。
明日はきっと良い日であるから。
少しだけ歩いて、少しだけ休もう。
葉っぱの隙間、星が瞬いた。
いつか書いた、こんな詩を思い出した。
頬を濡らすしっとりとした風。
夜明けがそう遠くないと知っていても。
コツコツと歩く足元がすくわれてしまうような気がして。
どうせ、強く、強く吹く風ならば。
いっそ、ドロドロとした私ごと。
明日はきっと良い日であるから。
少しだけ歩いて、少しだけ休もう。