ポエム
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夜の向こう側に
少しだけ冷たい風が吹いた。
葉っぱの隙間、星が瞬いた。

いつか書いた、こんな詩を思い出した。

頬を濡らすしっとりとした風。
夜明けがそう遠くないと知っていても。
コツコツと歩く足元がすくわれてしまうような気がして。

どうせ、強く、強く吹く風ならば。
いっそ、ドロドロとした私ごと。
明日はきっと良い日であるから。

少しだけ歩いて、少しだけ休もう。
19/02/06 02:02更新 / 安斎麻由



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