ポエム
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優しい残酷さ
意味もなくただ春に眠れたのならそれは詩人です。
浅い眠りを生死の果てと判断できたなら楽だったといくらでも思う。
君が見えなくなるまで星は笑っているのかもしれないよ。でも君は知らない。
僕だって知らない。誰も知らないけど、ただそれで良い気がした。
簡単に口を出なかった言葉が、砕けて宙に舞って星になるのだったらこの世はどんなに残酷なんだろう。優しい残酷さは持ち合わせている君だけど、悲しい目をする、時に。
不死身なのは嘘かもね、星だっていつかは死ぬ。
星は果てて、明るい星は笑って眺める。綺麗なのに変わりはないけど、優しい残酷さ。
24/02/20 17:01更新 / 最上るも



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