嘘
私の体はウソでできてる
なんちゃって
ウソ
この世界の鮮やかさのなかに
私はいつだってウソを見つける
なんちゃって
君はぼーっとしてるんだよね
どこも見ていないような眼で
生きている?
背中には闇のような黒
ずるずる引きずって
未来も多分不安
体のカケラを落として行く
この地に
ここに生きることに疑問を感じながら
君も私も
ここにあるようでいて
ここになかった
あの瞬間のキスも
多分ウソ
頭の中には赤と
黒しかない
まだ届かないから
早く触りたくて
この世で1番大切なものを触るように
あなたの体にある
優しい嘘を指でなぞっている
黒と赤でできたそれは
いつかの葛藤の傷
体を蝕む無数の毒
目があって
そらして
もう一度見たくなって
見つめた
優しい目だった
動き出して
私に言った
君はそんなところで何をしてるんだい
でも
もう生きるか死ぬか
その2択だから早くしろよ、と
考えられないから
赤と黒で隠すことに決めた
ふいに
あなたの体を
思いっきり引っ叩いたら
そこだけ血が出てきて
言葉が出てくるより先に
私の身体中の血が逆流して
ごめんなさいと思った時には
黒になっていた
なんちゃって
ウソ
この世界の鮮やかさのなかに
私はいつだってウソを見つける
なんちゃって
君はぼーっとしてるんだよね
どこも見ていないような眼で
生きている?
背中には闇のような黒
ずるずる引きずって
未来も多分不安
体のカケラを落として行く
この地に
ここに生きることに疑問を感じながら
君も私も
ここにあるようでいて
ここになかった
あの瞬間のキスも
多分ウソ
頭の中には赤と
黒しかない
まだ届かないから
早く触りたくて
この世で1番大切なものを触るように
あなたの体にある
優しい嘘を指でなぞっている
黒と赤でできたそれは
いつかの葛藤の傷
体を蝕む無数の毒
目があって
そらして
もう一度見たくなって
見つめた
優しい目だった
動き出して
私に言った
君はそんなところで何をしてるんだい
でも
もう生きるか死ぬか
その2択だから早くしろよ、と
考えられないから
赤と黒で隠すことに決めた
ふいに
あなたの体を
思いっきり引っ叩いたら
そこだけ血が出てきて
言葉が出てくるより先に
私の身体中の血が逆流して
ごめんなさいと思った時には
黒になっていた