ダイヤ
折れない心って、何だろう。
そう考えながら流れた涙は透明で、
ダイアモンドみたいだった。
自分がいつか強くなれる日まで、
私はこの暗闇の中にいないとだめだって
思っていた。
だけど、
沢山の人と出会って、
自分の世界に閉じこもっているだけでは、
見えなかったであろう世界がそこにあって、
そこの世界の人々は、
傷ついてきた心を、包み込んでくれた。
いつだって、透明な方を選んでいけばいい。
間違えたと思ったら、
また削られて
また小さくなって、
どんどんどんどん、
私はお金以上の価値あるものになればいい。